2020年は fremmeのカレンダーに挑戦することにしました。
Gerda Bengtson(ゲルダ ベングトソン)さんのデザインが
一年を通して楽しめます。
早速、1月の図案が完成しましたので、ご紹介します。
フレメ カレンダー2020
毎年、デンマークのfremme(フレメ ) から発行されているカレンダーです。
以前のカレンダーも人気で、中古品としても手に入れるのが困難な年もあります。
今年2020年は、Gerda Bengtson(ゲルダ ベングトソン)の
過去の作品を集めたカレンダーとなっていました。
過去のデザインなので、ゲルダさんの図案集を多くお持ちの方は
重複するかもしれませんね。
1月のデザイン
1月は、BurnetSaxifrage(バーネットサキシフラ)
Pimpinella saxifraga(ピンピネラ サキシフレイジ)という植物でした。
日本にあるホワイトレースフラワーに似ていますが、名前が違ったようです。
どちらにしてもセリ科なので、私には区別がつきませんでした。
図案
フレメ のキットや書籍と同様の図案となっています。
白黒表示で、バックステッチなどは、慣れないと少し見辛く感じます。
1月の図案は、もともとの花が小さな花なので、図案も細かいものとなっています。
でも、花がいくつかの枝に別れているので、比較的作業しやすいように思えました。
細かいけれど、花の部分が出来上がっていく様子が、楽しめました。
ピンク色を刺して、その間に白を差し込んでいくと
小さな花が咲いていく様子が見えてきて夢中になり
早く完成させたくて、手が止まらなくなりました。
使用した資材
今回使用した資材です。
●生地
WICHELリネン 32ct Natural Brown Undyed
31㎝×31㎝
●糸
フレメ の花糸
➡︎1本取りで、2本の布目を挟んでクロスステッチ(1over 2)
少し張りのある生地で、布目の詰まり具合も、程よく扱いやすい印象でした。
ただ、生地と糸の摩擦が生じやすい刺し方をすると、
花糸が痩せていく可能性もあるように感じました。
製作時間
参考までに、私の作業時間を測ってみたのですが、
これは随分と個人差があると思われますが、だいたい17時間程度となりました。
これは、刺している時間だけですので、事前準備である布を選んだり、
図案にガードを記入したりする時間は含んでいません。
まとめと感想
クロスステッチに関して、初めて時間を測って製作してみました。
このくらいのボリュームだと、毎日1時間弱の製作時間で
一ヶ月あれば完成できるんですよね。
毎日時間を作って作業をするのは
いくら好きなことでも、他のことが気になる時は難しいかもしれませんが、
届いた時から、どのデザインも作ってみたいと思ったので
ゆっくりとゲルダさんのデザインを、楽しむ予定です。
刺繍作品を色紙額へおさめてみました。