「MOOMINはじめての刺繍」付録DMCマジックペーパーを使ってみた感想

当サイトはアフェリエイト広告を利用しています。

刺しゅう
記事内に広告が含まれています。

ムーミンの刺繍本を、立て続けに目にすることがありました。
私はムーミンに限らずキャラクター物の刺繍はなるべく避けるようにしていたたので、今回も本屋さんで参考までに見るだけになるかと思っていましたが、DMCの特別付録が気になって発売直後に購入しました。
本の付録図案を使って、一つ作ってみたので、ご紹介したいと思います。

ムーミンの図案

掲載されている図案はどれも可愛いので、刺繍できず眺めるだけになっても、トートバッグとかキーホルダー、パネルの仕立て方など、図案以外にも参考になる部分はいくつもありました。
そうは言っても、ムーミンですから、図案がやはり気になります。
「はじめての刺繍」と書かれていることもあり、作業手順、ステッチ方法等も掲載されていますが、図案が細かく、これは、難易度高いという印象も受けました。
私がキャラクターものを避けてきたのは、「目」が上手く刺繍できず、可愛い図案でも怖くなりそうだったからです。
失敗覚悟で、付録のマジックペーパーに印刷してある図案を使って刺繍してみましたが、思っていたほど変な「目」にはなりませんでした。
見ただけで難しく考えず、まずは挑戦してみる必要がありますね。
今回は、印刷している図案を使ったのですが、図案を写す作業が苦手なので、比較的大きな図案から使用するか、少し拡大するのも一つの方法かもしれません。

気になる特別付録

特別付録は、「MOOMIN」のロゴ入りDMC25番刺繍糸、オリジナルDMCマジックペーパー、刺繍針です。
ムーミンのロゴ入り刺繍糸もレアですが、それより「マジックペーパー」とは何かが気になりました。
DMCから「マジックペーペーキット」という商品も販売されているようですが、せっかくなので可愛い図案で試せるムーミンの本を購入することにしました。

DMCマジックペーパーを使ってみた

ここからは、マジックペーパーを使ってみた感想です。
マジックペーパーは、かなり薄く、柔らかくて、薄手の接着芯のような感じです。
爪の具合では、台紙から多少剥がしにくい薄さです。
接着力は、マスキングテープくらいでしょうか?

台紙と一緒に使いたい図案を切ります。
そして、台紙から剥がし、布に貼って使います。
それほどベタベタしていませんが、必要な接着力はあり、布に貼り付けることができました。
マジックペーパーと布が貼り付いて重なった状態で、刺繍をしていきます。
布とマジックペーパーで二重になりますが、多少、布が厚くなったという程度です。

今回は、25番刺繍糸を使わず、手持ちのアヴリルさんの糸を使いました。
針は、この本の付録の刺繍針です。
図案を見た時、「手」の部分が細かいので、針を進めるのに苦労するかと思いましたが、なんとかクリア。
私にとって難関だと感じている「目」の部分も、まあまあクリアできました。
使ってみたかったマジックペーパーは、想像以上に使いやすい。
針に抵抗することも、貼り付いてくる感じもなく、最後まで剥がれることなく針を進めることができました。

頭部分だけ水をつけて溶かした状態です。

このマジックペーパーは水で溶けるとのことなので、完成後、手洗いしました。
水で濡らしただけで、簡単に溶けてくれます。
数十秒です。
あっという間に溶けていきます。

タオルである程度水気を切ったあと、アイロンをかけました。
洗い方に注意が必要だったのでしょうか?糸がモサモサしてしまいました。
私は、刺繍をする時、力が強すぎるので、力加減に注意しているのですが、今回は多少強めでも良かったのかもしれません。
マジックペーパーが溶けたら、糸が緩んだ感じがしました。
布一枚分、溶けて無くなることを考慮した方が良かったようです。(これは難しいですが・・・)
気になって使ってみたいと思っていたマジックペーパーは、図案を転写の必要がなく、針も通りやすく、水で簡単に消えてくれるので、とても使いやすいものでした。

まとめ

付録目的で購入しましたが、今まで避けてきたキャラクター物の刺繍に挑戦でき、楽しめる1冊でした。
今回刺繍したものは、別布を合わせて小さな袋状にしリボンを付けました。
香りの良いものを入れて、サシェとして使う予定です。
(サシェは、私が勝手に作ったので掲載されていません。)

広告