刺しゅう情報誌「ステッチイデーvol.30」は創刊15周年・通巻30号記念号です。

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予約していたステッチイデーが、届きました。
通常の発売日は、10日前後ですが、30号は10月3日と早かったようです。
発売日からSNSなどで、少しずつ内容が流れてきていたので、自宅ポストに入るのを、すごーく楽しみに待っていました。
盛りだくさんの内容の中から、私の気になった部分をまとめてみました。

豪華な「創刊15周年 通巻30号記念号」

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30号は、表紙の色が深い!
大人な感じがします。
そして、豪華ですね。
魅力的なプレゼント企画もたくさんあるのですが、それより何より、私にとっては気になる図案が、いつも以上掲載されています。
本当に私好みで、作って飾りたい、使いたいと思うような図案やデザイン満載でした。
15年、年2回の発行で30巻。
私が、この雑誌を定期購読し始めたのは、つい最近だなと思いながら、ステッチイデーのwebページから、バックナンバーの表紙を拝見しました。
赤色がかわいいと思って手に取った20号は、参考書のようにして読んだように記憶しています。

表紙のドーナツ型刺しゅう枠の作り方

30号を手にした時、表紙のバレリーナの図案をじーっと見て
「作ってみたいなあ」と思ったのと同時に、ん?んんんんん?この刺しゅう枠どうなってるんだろう?
気になって仕方ありませんでした。
ドーナツ型って、どんな刺しゅう枠なのか?
見たことないけど、販売しているのか?
どうやって布をセットするのか?
いや、ドーナツ型にする意味があるのか?
これだと、もしかして刺しやすいのか?
一瞬にして、頭の中をいろんな考えが走ったのですが、答えは書いてありました。
大きさの異なる2つの刺しゅう枠を使っているようです。
(・・・って、答えが簡単過ぎてびっくり。)
ダブルフープというそうです。
(名前もあるということは、知らなかったのは私だけかも。)
ドーナツ型の刺しゅう枠で、あれこれと考えてしまう人は私くらいなのかもしれませんね。(お恥ずかしい)
このドーナツ形は、飾った時に可愛いのは間違いないと思うので、早めに作ってみたいものの一つです。

長谷川和希先生の作品&図案

30号は、私がハンガリー刺しゅうでお世話になっている長谷川和希先生の作品が掲載されているとお聞きして、楽しみにしていました。
先生の作品は、株式会社ルシアンさんの「にしきいと」というラメ糸を使って花と鳥の2つの作品でした。
先生らしい「超」繊細な作品で、鳥の毛のグラデーションが絶妙です。
かなり本に近寄って細かい部分を観察しました。
毛並みのフサフサ感の表現はすごいです。
ロング&ショートステッチを極めると、こんな風に表現できるんですね。
真似してみたいような、無謀なようなと思っていたら、なんと、先日のレッスンで教えてくださいました。
ということで、只今、挑戦中です。
頑張って、なんとか完成させたいと思っています。

私が気に入ったのは特集2「おとぎの国のクロスステッチ」

単色で、童話のデザイン、しかもクロスステッチ。
嬉しすぎます。
基本的に「赤」一色が好きな私ですが、その好みが少し変わってしまうようなデザインが並んでいました。
今までは使わなかった色の、単色も楽しんでみたいです。
人や動物モチーフが多くあったので、ある一部分を切り取って刺しゅうしても、良いかもしれません。
これはどんなお話だったかなあ?と、思い出したり、休憩に絵本を見たりしながらクロスステッチができると、最高にご機嫌ですよね。
理想の刺しゅう時間です。
こちらの特集の刺繍糸、生地は「ステッチイデー・ショッビングカタログ」から注文できるようになっていました。

季節の作品

秋に発売されるステッチイデーということで、秋からのイベントに合わせた、季節ごとに飾れる図案が、掲載されています。
毎号、比較的短時間で完成し、飾れる図案が見つかるので、楽しみにしています。

30号も数名の作家さんのデザインが掲載されていますが、どれも好きな色使いです。
渡部友子さんの「雛祭り」と、宗のりこさんの「刺しゅうカレンダー」にひかれています。
時期に合わせて、作ってみたいと思っています。

季節ものは、時間との兼ね合いがあり、刺し始めるかどうか迷うところですが、毎年毎年季節は回ってきますから、間に合わなければ来年〜と思って始めることにします。

気になったこと

長谷川先生の鳥の図案を見て、何色の糸が必要なんだろう?と思った時、図案を見て、自分で必要な糸をまとめなければならないことに気づきました。
糸番まとめてくれたらいいのに〜と、思ってしまいました。
クロスステッチは、図案の特徴から、まとめて一部分に記載されています。

今までクロスステッチ中心だったので、気づきませんでした。ちなみに、鳥の図案で必要な糸は、こちらです。
「102,111,10,108,104,112,109,105,107,103,110」
(わたしのお買い物メモより)

まとめと感想

ステッチイデーは、バックナンバーを時々振り返って読むと、また新たな発見がある雑誌です。
今回も、刺しゅうのコツ、情報等が多く掲載されており充実しているという印象でした。
私がブログを始めてから、過去の手芸を振り返りながら書籍を調べた時、子どもの頃に手にした手芸本の出版社が、なくなっていることを知り、寂しく思った記憶があります。
世の中は、書籍も紙よりネットでという流れがあります。
その中で、こうやって継続して出版されているのはすごいことですね。
作家さん、出版に携わる方々は、大変だろうと思いますが、私のような手芸愛好家は、楽しみにしていますので、今後もよろしくお願いいたします。

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